昨年末に依頼があり、農林水産省の出先機関、関東農政局長野拠点との意見交換会を2月末に開催しました。
北アルプスオーガニックプロジェクトの行っているハカリウリマルシェなどの取組を、みどりの食料システム戦略を進めるうえで参考にしたい、このままでは全くもって実現不可能な目標になっている、とのことで意見交換会実施を依頼されました。
関東農政局からは支局長を含めて5名、北アルプスオーガニックプロジェクトからは4名、地元大規模水稲農家1名、大町市農林水産課から2名の計12名で約1時間半、意見交換を行いました。
特に大規模水稲農家さんの「今の農産物の価格が適正価格か?」という投げかけに対しては、行政、農業事業者、生産者、消費者など様々な立場で見方が異なり、農家が経営を持続させていける価格になっていない現状について熱く議論しました。
今月の「広報おおまち」では基幹的農業従事者の数が10年前に比べて50%減の723人(2020年の数字)で、さらに2035年には基幹的農業従事者の約7割が85歳超となり、今より7割減少し、238人になる。という数字が出ていました。
この先、地域で生産されたものが食べられるのか?真剣に取り組まなくては取り返しのつかないことになる。そんな危機を感じます。
人間は食物を食べなくては生きていけませんから。農業は人間にとって根幹の職業ですよね。
農業の魅力を引き続き発信していきます!
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